銀座線・丸ノ内線など減便 東京メトロ、平日9時台2割減も
- ️Thu Jul 07 2022
2022年7月7日 17:15
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東京地下鉄(東京メトロ)は7日、8月27日から地下鉄銀座線、丸ノ内線、東西線、千代田線の列車運行本数を減らすと発表した。平日朝夕の通勤時間帯や土休日に減便する。他社線との接続がある線区はダイヤを変えず、始発や終電の時間も変更しない。東京メトロ全体の運行本数は2.2%減となる。
銀座線は平日午前9時台に浅草―渋谷間で約2割減の38本に減らす。土休日の午前8時~午後8時台は両方面の1時間あたり本数を18本から12本に減らす。東西線は平日午前7時台の浦安―中野間で中野方面行きを1本削減。千代田線は同午前7時台の綾瀬―代々木上原間の両方面で計3本減らす。
東京メトロは3月にも日中や夜間の時間帯を中心に運行本数を3%削減した。新型コロナウイルスの行動制限が解除された後もテレワークの定着で通勤などの利用が戻らず、同社の5月の改札機出場数はコロナ前の19年同月比26%減だった。「通勤利用などの需要が十分回復していない」(担当者)ことから、さらなる本数減を決めた。
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