千葉雄大、異色“リモートドラマ”主演 佐津川愛美&奈緒のデートを“ダブルブッキング”
- ️Sat Jun 13 2020
俳優の千葉雄大が主演する日本テレビ系スペシャルドラマ『ダブルブッキング』が、28日の午後1時15分より放送されることが、わかった。新型コロナウイルス影響の撮影難で最近数多く制作されるようになった“リモートドラマ”。今作はほかの作品とは違い、パソコン画面全体を使った画面構成で成り立ち、すべてのストーリーがその中で完結するという異色にものに。千葉は女優の佐津川愛美、奈緒演じる2人の恋人とオンラインデートをダブルブッキングしてしまった主人公・雄二を演じる。
2人の恋人・彩(佐津川)とマヤ(奈緒)とのオンラインデートを同じ日、同じ時刻にダブルブッキングしてしまった雄二は、二人と別々のパソコンで繋がり、両者を行ったり来たりしながら、何とか誤魔化そうとするがどんどんドツボにはまっていく。そんなドタバタコメディーと思いきや、ラスト3分、まさかの大どんでん返し、サスペンス展開が待ち受ける。
この作品は単なるビデオ通話映像ではなくパソコン画面全体を映す事で、登場人物たちがビデオ通話をしつつ、一方では別の人とメールでやりとりをしたり、SNSを見たり、ネットショッピングをしたりとさまざまな表現が描かれる。これにより『画変わりしない』というリモートドラマの難点を克服し、表現の幅も一気に広げる事が可能となった。
自粛期間を経て久しぶりのドラマ撮影となった千葉は「周りのスタッフの方たちに笑われるぐらい、すごく緊張しています(笑)。でも、台本を読む時間もうれしかったですし、いきなりフルスロットルな作品なので、頑張って全うしたいと思っています」と意気込み。
「オンラインというのは、皆さんも経験があると思うんですけれど、タイムラグがあったり、通常の会話だったらスルーされることも、ちょっと違った受け取り方になったりもしますよね。そういった『オンラインならでは』のハプニングが作品中にたくさん反映されていて、そこがとても面白い作品だと思いました」とみどころを明かす。
同じく久しぶりの撮影となったという佐津川は「有難くうれしく、画面越しにやりたい放題思いっきりお芝居しております。コメディ要素満載ですので、呼吸感が大切になってくると思います。リモートゆえ、掴みにくい部分もあるかと思いましたが、信頼出来るキャスト陣との掛け合いがなんとも楽しく、不安は初日に全て吹き飛びました」と満喫。奈緒も「PC前でのお芝居がどんな風にこの作品に溶け込むのか、とてもワクワクしています。 今現場で新しい挑戦ができる幸せを噛み締めたいです」と期待に胸を膨らませている。
この作品を『「見る」だけじゃない、「読む」ドラマ』とする小田玲奈プロデューサーは「出演者は常に『PC画面に何と何が出ているか』を確認しながらお芝居するという、今までにない撮り方をしています」と説明。
「主演の千葉雄大さんはじめ、佐津川愛美さん、奈緒さん、皆さん表現力豊かで小さい画面から溢れ出しそう!3人の呼吸もピッタリ、終始笑えるシーンになっています。(まだ一度も直接は会ってないなんて信じられない!)『新しいドラマの可能性』を感じる作品になっていますので、どうぞお楽しみに!」と自信を込めてアピールしている。
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(最終更新:2024-06-25 12:51)