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【2025鹿児島キャンプ6日目】トレーニングレポート・選手コメント

  • ️Sat Jan 25 2031

トレーニングレポート

早朝から雹が降り注ぐなど、昨日よりも一段と冷え込んだ「鹿児島ふれあいスポーツランド」。選手たちがグラウンド入りした頃には日差しが出る時間帯もあったが、その後も晴れたり雹が降ったりを繰り返す不安定な天候の中、キャンプ6日目のトレーニングを行った。

前日がトレーニングマッチだったこともあり、ミーティングを行った後、軽めのメニューで約1時間、身体を動かした。5グループに分かれてのパス回しでは、選手たちのリラックスした表情が見られた。

その後はスローイン、ゴールキックなどリスタートから攻撃までの流れを繰り返し確認した。「キャンプは、去年自分が課題だと思ったことを改善して、より良くしていく良い機会。細かいところの修正が必要」と矢島慎也が述べたように、時間を掛けて課題と向き合える期間でもある。

鹿児島キャンプは残り4日。コミュニケーションをより多くとりながら、チームの深みを増していく時間にしたい。

選手コメント

矢島慎也選手

(昨日のTRMを振り返って)これまでの練習試合は身体を動かすことに重きを置いていたが、今回は相手のレベルが上がって、守備をどう行くかなど、もっと細かいところの課題が出てきたと感じる。自分がボランチに入る時は、やはり動かしやすいので、ボランチに入る時に限ったことではないが、試合中の修正は意識するようにした。

去年を通して自分が課題だと思っていたことがやっぱり今年もあるし、キャンプはそういうところをより良くしていく良い機会だと思う。選手も入れ替わっているし、開幕に向けてはそういうところをしっかり直していかないといけない。新加入選手と合わせることにはもう慣れているので、誰がどんな特徴を持っていてももう大丈夫だと思っている。

松崎快選手

(昨日のTRMを振り返って)相手は1本目のセットが上手く、とくにGKが上手くて前からハマらなかった。ただ、やり方を変えて行き始めたところからハマり始めたと思う。僕は4−4−2で構えるよりも、なるべく4−2−4で前からハメに行きたいので、できるだけその方針でやっているが、もちろん周りとの兼ね合いも出てくるので、誰がどこまでスライドするかなども調整が必要になってくる。昨日のゲームに関して言えば、(矢島)慎也くんは理解があるので、ボランチに入っていると行ってくれるし、非常に助かる。

また、(高木)践とも「ここまで出るから、どう?」など、試合中にコミュニケーションを取りながらやることはできた。ケーススタディみたいなものは頭の中にいろいろあるので、ズレなどが発生した時に修正できるよう、自分がプレー中に困らないようにするためにも、とくにキャンプ中は周りに伝えるべきことは伝えるようにしている。

もちろん開幕スタメンは目指しているが、シーズンを通して圧倒できるものを出さなければいけないと思っている。昨年のキャンプは序盤に離脱していたので、今年のキャンプが非常にきつく感じるが、まだトップフォームではない状態でも一瞬の出力みたいなものは出せているし、韓国のチーム相手にも当たり負けした感じもなかったのは一つ良かったこと。ここから疲労が抜ければ体力的には上がってくると思うので、やるべきことをしっかりやって開幕に向かっていきたい。

住吉ジェラニレショーン選手

(キャンプ折り返しを迎えて)充実していると思う。長いなとは思うが、つらくはない。自分は鈍感なので、去年よりきついかどうかは分からない。(昨年よりピッチ内で声を出すシーンが増えたように見えるが)いつもどおり。自分としては特別意識を変えているつもりはない。

(昨日のTRMを振り返って)静岡でやってきた対戦相手と比べ、今回はJ1で言うなら中位ぐらいの力を持ったチームで、相手のコンディションなどもあったと思うが、自分たちも身体がきつい中のゲームで、課題もいろいろ見えた。良い試合勘が取り戻せたし、スピード感があったゲームだったのではないかと思う。

今日の夜、フィードバックのミーティングがあると思うので、全員でそれを見て、どれが課題だったかを教えてもらえるので、その課題にトライしていきたい。

阿部諒弥選手

トレーニングは、今の自分にできることを全力でやるしかないと思っている。それが一番難しいことではあるが、自分が出せる100パーセントを出すこと。あと、最近は効率の良さも考えるようにしていて、とくにGKは無駄な動きができるだけない方が良いし、次のプレーにスムーズに対応できるので、無駄をなくす作業を意識するようにしている。

シーズン開幕までもう時間もないし、チームの結束力というのはもちろん大事になってくる。たとえなかなか試合に絡めない時間が多くなっても、例えばピッチの外から声を出すとか、チームをサポートすることなど、できることはいろいろあるし、自分の役割を果たしながら、自分自身のプレーも高めていけるようにしたい。

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