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【2025鹿児島キャンプ8日目】トレーニングレポート・選手コメント

  • ️Sat Jan 25 2031

トレーニングレポート

4日ぶりに快晴に恵まれた「鹿児島ふれあいスポーツランド」。磐田とのトレーニングマッチを2日後に控えた今日は、当初の2部練習から午前練習のみに変更となり、約1時間半、穏やかな気候の中で汗を流した。

3グループに分かれてのパス回しやコンビネーションからのシュート練習を行った後は、フルコートで紅白戦を実施した。1本目は、始動から好調を維持するドウグラス タンキがネットを揺らして1−0。メンバーを入れ替えて行った2本目は、右サイドからのクロスに松崎快が頭で合わせてゴールを奪取。さらにタンキがトラップからシュートまで技術の高いゴールを突き刺し、1−1で終了となった。

「フィールドの選手たちも身体はきついと思うが、秋葉監督に言われたことにこだわりながら、インテンシティの高い良い紅白戦ができた」と猪越優惟が振り返ったように、今日の紅白戦でも強度の高い対人プレーが各所で繰り広げられた。また、「ある程度のことは大体わかってきた」と羽田健人が言うように、チーム始動から3週間が経過し、新加入選手にも秋葉サッカーが浸透して、お互いに要求し合う声や攻守に連動した動きが多く見られるようになってきている。

一方で、「ここまでのトレーニングマッチでは、チームとして無失点の試合がない」と猪越が危機感を募らせているように、明日の練習や明後日の磐田戦、そして静岡に戻ってから開幕に向けては、より細部にこだわり、結果を追い求めていく姿勢も必須となる。

なお、一部のフィールド選手とGK陣は午後もみっちりとトレーニングを行い、充実したキャンプ8日目を終えた。

選手コメント

羽田健人選手

(今日の紅白戦で感じた課題は)ゴール前の寄せのところ。やはり上のカテゴリーの選手たちは全部決めてくるので、もっと寄せるなり身体を張るなりしないといけないと思う。そういう意味では、エスパルスにはレベルの高いFWの選手がいるので、日々のトレーニングから良い練習になる。

とくにアフ(アフメド アフメドフ)は足元の技術もしっかりある中で、あまり自分自分という感じではなく、周りも上手く使いながらプレーするので、対峙すると学ぶことが多い。エスパルスのセンターバックはみんな1対1に強く、自分もそこでもっと負けないようにやっていかないといけないと感じている。

監物拓歩選手

去年に比べてだいぶ動けるようになり、少しでも早くサッカーができるように頑張っているところ。もちろん上手くいかないことも、取り組んだことに裏切られることもあるので、我慢しながらではあるが、自分と向き合いながらやっている。

自分から積極的に話しかけるタイプではないが、新加入選手とも徐々に打ち解けられてきている。中でも羽田選手はセンターバック同士だし、仲良くしてくれる。ポジション的に、センターバックはチームとしてのミスをどうにかする役割でもあるので、包容力があるというか優しい人が多い印象がある。

今季はやはりサッカーで自分を表現したいという強い想いがあるので、早く実戦形式に絡みたい。

猪越優惟選手

しっかり身体を準備して良いコンディションで今年のキャンプに臨んだつもりが、それでもやはり毎日きついし、かなり追い込んだ練習をしている。その中でシュートストップの部分には手応えを感じられているものの、やはりJ1ではシュートレンジが広くなったり、以外なところからシュートが飛んでくるシーンも多くなると思うので、そういったことに対応するための練習を積んでいる。まだまだ足りない部分が多いので、残り2日間でもしっかり高めていきたい。

チームとしては、新加入選手ももうフィットしているし、それだけでなく、チームを引っ張る役割まで担ってくれていると感じる。それに引っ張られるように他の選手たちもコンディションを上げてインテンシティの高い練習ができているし、今日の紅白戦でも秋葉監督に求められることにこだわりながら、良いトレーニングができた。

(ゲーム形式の練習では猪越選手の声が昨年よりもよく聞こえるようになった気がするが)そこはかなり意識しているところ。去年、最終節に出させてもらったことにより、今年は去年以上に「試合に出たい」という想いが強くなっている。ここまでのトレーニングマッチでは、チームとして無失点の試合がないので、明後日の磐田戦は無失点で勝ち切ることにこだわって、キャンプを良い形で締めくくりたい。

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