維新、次期衆院選で「野党第一党を」 党大会で方針採択
- ️産経新聞
- ️Sun Mar 27 2022
日本維新の会は27日、大阪市内で党大会を開き、政権交代に向け次期衆院選で「野党第一党を獲得する」と明記した令和4年活動方針を採択した。夏の参院選では改選6議席からの倍増を最低目標に掲げ、非改選(9議席)と合わせて予算関連法案提出に必要な21議席の確保を目指す。平成24年9月の結党から10年となる節目に全国政党としての存在感を確立できるかが問われそうだ。
松井一郎代表は「令和にふさわしい構造改革をなし遂げ、人口減少・超高齢化社会で誰もが持続可能な生活ができる日本をつくりたい」と強調。「参院選で政権をピリッとさせる力を持たなければならない」と述べた。
活動方針では、持続可能な国づくりに「社会システムの大改革が必要」として「広く国民に支持される政策を提案し、既得権益を打破しなければならない」と宣言した。
夏の参院選は東京▽神奈川▽京都▽大阪▽兵庫-の5選挙区を最重点選挙区とし、比例代表で立憲民主党を上回る議席の獲得を目指す。5月をめどに基本政策を取りまとめる。来年の統一地方選では、大阪以外の地方議員を現状の約150人から倍増させ、全国で計600人以上を目標に定めた。