都議補選 4選挙区とも自民:東京新聞デジタル
現職の辞職や死去に伴う都議補選は五日、大田区、北区と日野市、北多摩第三(調布、狛江市)の四選挙区(いずれも被選挙数一)で投開票された。
大田区選挙区は、議席奪還を狙った自民元職の鈴木晶雅さん(62)が、立憲民主の松木香凜さん(27)、日本維新の会の松田龍典さん(33)ら新人五人を破った。
北区選挙区は、いずれも新人が争い、自民の山田加奈子さん(49)が、立民の斉藤里恵さん(36)、維新の佐藤古都さん(32)、小池百合子知事を支える都民ファーストの会の天風いぶきさん(35)らを抑えて初当選した。
小池都政の事実上の与党である公明は、次期衆院選をにらみ、国政で連立を組む自民候補を推薦。都議会の対立構図とねじれたことで、屈指の注目区となった。
日野市選挙区は自民と共産の新人同士の一騎打ち。自民の西野正人さん(60)が共産の清水登志子さん(57)を破り、初当選した。
北多摩第三選挙区は、自民新人の林明裕さん(59)が共産元職の田中智子さん(62)、生活者ネット新人のドゥマンジュ恭子さん(62)を破った。
野党は今回、大田区と北区で共産が立民候補を、日野市と北多摩第三で立民が共産候補を支援する相互応援をした。
四選挙区の当日有権者数は大田区が六十一万一千百五十九人、北区が二十八万六千三百五十...
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