オカダ・カズチカの新天地は米国・AEW 電撃登場に現地ファンも熱狂 正式契約結ぶ | 東スポWEB
- ️Thu Mar 07 2024
新日本プロレスを1月末で退団したオカダ・カズチカ(36)が米国・AEWと契約したことが6日(日本時間7日)に発表された。
この日に放送された「AEW DYNAMITE」では、オカダと親交の深いヤングバックス(マシュー&ニコラス・ジャクソン)の〝重大発表〟があるとアナウンスされていた。ヤングバックスが現在欠場中のケニー・オメガをクビにすると通告すると、その最中に、リング上にエディ・キングストンが乱入。これに対しヤングバックスが攻撃を加えようとしたところで、何とオカダの入場曲「レインメーカー」が鳴り響いた。
スーツ姿で登場したオカダは、エディの助太刀に入ると見せかけて背後に回り、代名詞のレインメーカーをさく裂させる。エディをKOすると、ヤングバックスと握手をかわし、エリートの新メンバーとして紹介を受けた。会場からは大きな「オカダ」コールが巻き起こり、最後はレインメーカーポーズを決めて退場した。
オカダは中学校卒業後に闘龍門に入門し、2004年8月にメキシコでデビュー。07年8月に新日本に移籍すると、12年1月の凱旋帰国後から一躍トップ選手に。東京スポーツ新聞社制定「プロレス大賞」では故アントニオ猪木さんに次いで歴代2位となる5度のMVPを獲得した。そして今年1月末に新日本との契約を満了し退団。フリーとして参戦した2月24日札幌大会で新日本ラストマッチを終え、米国マット進出が確実視されていた。
オカダの新たな主戦場には世界最大団体のWWEも候補に挙がっていたが、現地ではAEWが有力という報道が続いていた。AEWは2019年5月に旗揚げされ、豊富な資金力を生かして世界2位の団体に急成長。旗揚げメンバーのケニー、ヤングバックスをはじめ日本でも知名度の高い外国人選手が多く在籍する。また昨年からジェイ・ホワイトと飯伏幸太、今年からは柴田勝頼、ウィル・オスプレイと新日本の元主力選手との契約を結んでいる。
そして動向に大きな注目が集まっていたオカダもこの日、AEWと契約。日本のエースが満を持して海を渡り、世界のプロレス界に新たな動きが巻き起こりそうだ。