雄大な展望の「浅間隠山」
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浅間隠山について
東吾妻、中之条町側から見ると、浅間山を隠してしまうところから「浅間隠山」と名づけられた山です。富士山に似た山容から「川浦富士」、あるいは、山頂部が二峯に分かれているため「矢筈(やはず)山」といった別名もあります。
標高1756.7メートルの山頂からは、360度の展望が素晴らしく、浅間山はもちろん、北アルプス、上信越の山々、遠く関東平野も望めます。
麓の浅間隠温泉郷はハイカーに人気で、疲れを癒すのに最適なコースです。
登山コース(浅間隠温泉郷~浅間隠山)
時間:登山口より約2時間15分
沢伝いに尾根まで登ると、ゆるやかな山道がしばらく続いた後、標高差200メートルの急な登りになります。一般向きのコース。
登山コースマップ(浅間隠温泉郷~浅間隠山)
各方面からのアクセス
登山口から山頂までの地図
自然の魅力
シャクナゲ尾根
登山口から温川の支流を、左右に何度か渡りながら登って行くと、標高1,300メートルあたりから急な登りになります。
このあたりから鞍部に至るまでを「シャクナゲ尾根」といって、5月頃にすばらしいシャクナゲの群生が見られます。
高山植物
浅間隠山ハイクは、途中でたくさんの高山植物を見られることも魅力のひとつです。可憐な花々を楽しむには、初夏が一番です。針葉樹と広葉樹が入り交じった林の中にキイチゴ、ミヤマオダマキ、アヤメ、ヤマユリ、ヤマアジサイなどが、控え目な姿で、訪れる人々をやさしく迎えてくれます。
頂上付近まで来ると高木は消え、ササ原に点在するレンゲツツジ・ドウダンツツジが鮮やかです。