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書籍検索 - 株式会社 吉川弘文館 歴史学を中心とする、人文図書の出版

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徳川光圀の研究

臨場感溢れる史料を読み解き、「水戸黄門」で親しまれる光圀の学問や信仰、文化事業を分析。思想と行動の両面から人間像に迫る。

日本史教科書検定三十五年

教科書として適切かを調査する検定現場の実態や文科省の内実、検定関係文書の存在を初めて公にした、元教科書調査官の回顧録。

近代女子教育といけ花・茶の湯

いけ花・茶の湯は礼儀作法とともに、近代女子教育といかなる関係を構築しつつ受容されたのか。その役割を学際的に現出させる。

高楠順次郎と近代日本

先駆的な教育・文化事業を推進した彼の思想と実践の特徴を、言語学・文献学の業績、多様な事業を支えた国際交流など多角的に迫る。

明治前期の国家と地域教育

山形・山口・長崎・鹿児島などの学校設立過程を追究。地域教育の担い手や財源を詳細に分析して、「教育の近代化」の実態を解明する。

成瀬仁蔵 オンデマンド版

近代女子教育の発展に尽力した日本女子大学の創立者。なぜ女子教育だったのか。あるべき社会を問い続けた教育実践を浮彫にする。

高楠順次郎

南アジアでの仏典調査の先駆者で、武蔵野女子学院の創始者。『大正新脩大蔵経』の編纂や、教育者としての実績を描く人格者の生涯。

児童福祉の戦後史

敗戦後の孤児院は、児童養護施設や障がい児施設に変貌していく。施設史料を軸に児童福祉の戦後を描き、「家庭」の歴史にも言及する。

明治国家と地域教育

全国のいくつかの府県管理中学校から、国家と地域との関係性のダイナミズムを解明。現代の「地域教育」のあり方に問題提起をする。

事典 太平洋戦争と子どもたち

戦争は子どもたちに何をもたらすのか。学童疎開、沖縄戦、孤児生活などの問いに答えて戦災の惨劇を記憶し、平和への願いを託す。

〈いのち〉をめぐる近代史

近代社会で深く根付いていた堕胎が、徐々に消滅した背景には何があったのか。生まれなかった〈いのち〉とは。近代日本の現実を抉る。

沖縄戦の子どもたち

太平洋戦争末期、激しい戦禍に遭った少年少女たち。彼らの体験や視点を通し、二度と戦争を起こさないために何ができるのかを考える。

戦争孤児たちの戦後史3

養育院・上野地下道・残留孤児をキーワードに、児童福祉施設の運営、東京大空襲の被害などを詳述。今後の研究課題を展望する。

加藤弘之

初代東大総長、学士院院長。明治の思想界・法曹界に君臨し、一世に感化を与えた碩学・大論争家の伝。

戦争孤児たちの戦後史2

孤児救済に尽力した施設などの取り組み、大阪大空襲や沖縄戦における実態を詳述。孤児出身者の原爆体験や路上生活などの証言も紹介。