yoshikawa-k.co.jp書籍検索 - 株式会社 吉川弘文館 歴史学を中心とする、人文図書の出版 祭祀や政治の場とされる建物群の配置と構造、近江周辺の流通網や弥生時代の年代観などを解説。東アジア史とのつながりをも見通す。 干拓や埋立ての危機にさらされている日本の水辺。村の生業史、水辺のコモンズ等を検証。今後の水辺再生を考える新たな環境史の試み。 安政の獄を断行し志士を弾圧!開国の先覚か違勅の元凶か?新史料を駆使して時代と人物を浮彫す。 豊臣秀吉の第一位の妻。秀吉の関白就任後は「北政所」の名に恥じない役割を果たし、浅井茶々と豊臣家の存続に尽力した生涯。 戦国期に武功をあげ「御家人の長」と謳われた井伊家。「家」の意識とその継承の危機などを軸に、譜代筆頭としての使命と変遷を描く。 「成功したあかつきに借金を返済する」出世払い慣行は、どのように成立し定着したのか。残された証文から歴史や仕組みをひもとく。 生涯を奇右の収集と愛玩に賭け、趣味より進んで日本先史学の開拓者となる。江戸中期一異才の伝。 信長の夢、天下布武の象徴とした〝安土城〟。その知られざる真の姿とは。信長のデザインとセンスを探り、新しい信長像に迫る。 環濠集落や土塁囲みの館城から信長の安土まで。近江に残る城館遺構を訪ね、地形・史料・伝承をもとに、人々の営みと戦国社会に迫る。 近江を事例に、各郡を管轄した佐久間信盛らの行政、武将の立場などを解明。村落の側からも政権の特質に迫った、新視点の戦国時代史。 「里湖」としての琵琶湖・淀川水系の環境史を展開。文書分析、地形復原や生態学的知見から、生態系の成立と変化のプロセスを論じる。 豊臣政権を支えた五奉行の一人。「文治派」「智の参謀」「関ヶ原」イメージを超え、一次史料から明らかとなった人間三成の実像。 佐和山城・安土城・伏見城・郡山城…。最新の発掘成果に文献による裏付けを加え、名城80を紹介。〈名城を歩く〉近畿編の第二弾。 近江の土豪から頭角をあらわし、信長・秀吉のもとで才能を発揮。広大な領地を有する大大名にいたるも、急逝した氏郷の生涯を辿る。 国家権力・個別領主支配、郷鎮守における祭祀組織、大工組・郷士集団との関連から郷村を分析して、近世の社会構造を捉え直す。