選択的夫婦別姓 自民 作業チーム幹部が会合“丁寧に意見聴く” | NHK
- ️Tue Feb 04 2025
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選択的夫婦別姓 自民 作業チーム幹部が会合“丁寧に意見聴く”
2025年2月4日 18時09分
選択的夫婦別姓をめぐって、自民党の作業チームの幹部が会合を開き、制度の導入に賛否両論がある中、2月中旬にも再開する党内の議論では、丁寧に意見を聴いていく方針を確認しました。
自民党の氏制度のあり方を検討する作業チームで座長を務める逢沢元国会対策委員長ら幹部は、4日に国会内で会合を開き、選択的夫婦別姓制度について意見を交わしました。
この中では、4年前に作業チームがまとめた論点を改めて確認しました。
具体的には、戸籍制度を維持することなどを前提に、姓を改めることで生じる不利益を解消する方策などについて、引き続き検討するとしています。
そして、制度の導入に賛否両論がある中、2月中旬にも再開する党内の議論では、丁寧に意見を聴いていく方針を確認しました。
会合に出席した、党の法務部会長を務める津島淳氏は、記者団に対し「党内にはいろいろな意見がある。幅広い意見を出してもらえるよう、できるかぎりオープンな形で議論を行いたい」と述べました。
鈴木総務会長 “党議拘束かけるかは議論し見極めて判断”
自民党の鈴木総務会長は記者会見で、法案を採決する際に党議拘束をかけるかどうかについて「まさに、これから濃密な議論が始まるところであり、今の段階で党議拘束をかけるかかけないかは判断できない。かつて臓器移植法の改正案の採決の時には、内心に関わる問題だとして、党議拘束をかけずに投票した経験もある。まずは中身について議論をして、1つの案に収れんできるのか、並列的になるのか、そこを見極めないと最終的な出口の判断はできない」と述べました。